「QHM Migrator」で作成されたサイトの起動モード
2020年3月13日
過日の投稿記事 toieeラボのQHM⇒WordPress変換ツール「QHM Migrator」の続編です。toieeラボの「QHM⇒WordPress変換」の仕組みは、概ね以下のような概要になります。
- QHMサイトのフォルダの中にWordPressをインストールします。
- 即ち、同一フォルダ内にQHMとWordPressが同居する形が取られます。
- そして変換プラグイン「QHM Migrator」をインストールします。
- WordPressのダッシュボード(管理画面)の公開状態SWを設定する。
- その公開状態SWを「公開」に設定することでWordPressが起動します。
- 逆に、公開状態SWを「非公開」に設定するとQHMが起動します。
- サイトの管理者は、「公開」に設定してWordPressの編集が可能になります。
- 「公開」設定で、同じサイトを一般の閲覧者が見るとQHMページが閲覧されます。
- 「非公開」設定で、管理者/一般閲覧者の如何に拘わらずQHMページのみが表示されます。
起動モード:「公開」/「非公開」の意図とは?
一つのフォルダ内にQHMとWordPressを同居させる運用の意図とは、そもそも目的が「QHM⇒WordPressへの移行」ですので、移行時間を極力短期間で終わらせる必要があります。
移行中は一般閲覧者がQHMページを見ている間に、裏で管理者がWordPressへの移行作業を進めると言う同時並行期間が必須条件となります。そのための「公開」状態をある期間必要なのです。
「公開状態」で一般の閲覧者が該当のURLでサイトを閲覧すると今まで通りQHMページが見れていて、その間に管理者が同じURLでサイトに入ると、WordPressのダッシュボード(管理画面)に入れる仕組みが必要な訳で、このような仕様になっています。
起動モードの設定手順について
「公開」/「非公開」を設定する手順として、WordPressのダッシュボード~QHM移行を選択

QHM移行支援ツールの情報欄に現在の公開状態が表示されます。

その「公開」/「非公開」を切り替える方法として、同じQHM移行支援ツール画面の「Step3.公開する」の公開状態のSWを「公開」または「非公開」に設定する。

Posted by sakasai
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